チャレンジに必要な心理的安全性

先日、バスケチームのトレーナーをしている方と
話をしたのですが、まだまだ現場では
古い指導法で行われているようです。

それが
「とにかく怒鳴る」こと。
小美玉市サッカーチーム

20代の若いコーチがとにかく怒鳴りながら
選手を追い込んでいるそうです。

このコーチは、大学まで怒鳴るコーチに教わってきて
その中で結果を出してきたようです。

結果が出ているからその方法が正しい
その方法しか知らない

といった、自分が経験してきたことを
ベースに指導にあたるコーチは
とても多いです。

でも、もうやめましょう。

怒鳴らなくても、選手のモチベーションを
高めることはできます。

「チャレンジしなくなる」

コーチの持つ正解から外れたプレーをすると
怒られるのを見ることがありますが

それではベンチの顔色ばかりうかがい
無難なプレーしかしなくなります。

そうなると、チャレンジをしなくなり
それは成長する機会を失っていることに
つながります。

そもそも失敗はダメというネガティブなものでなく
違うやり方を考える機会、課題が現れたと考えれば
それは成長の糧になるものです。

そう考えると、チャレンジする環境を作ることが
コーチの役割であり、選手のプレーをジャッジして
ダメ出しをすることは必要ないはずです。

チームのメンバー一人ひとりが恐怖や不安を感じることなく
安心してチャレンジできる心理的な安全性を感じることで
チャレンジをしていきます。

チャレンジすることは、未来への道を切り開くことです。

この前向きな姿勢を持って社会に出たとき、豊かな人生を送るのに役立つことでしょう。

また、スポーツのコーチングも変わらなければいけない
そんな時期に来ているでしょう。

これからお子さんがスポーツをする場を選ぶとき
選択の基準が成績ではなく、どのような指導をしているのか
ここが重要な選択の基準になっていくでしょう。


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