この厳しい社会でもたくましく生き抜く大人に育てるには?

日本もアメリカのように自己責任論がじわじわと
浸透しています。

どうすれば、わが子をこの自己責任時代を生き抜く大人に
育てることができるのか。
小美玉市サッカーチーム一つに強みをつける事が挙げられます。

どの子どもにも特性があり
得意なこと、興味関心がある部分を
伸ばしてあげることで、他者に負けない強みを持たせることができます。

こういう話をすると、うちの子にはないと言う
親御さんがいますが
小さな事でも何かあるはずです。

そこを見いだし、本人に認識させることで
「自分はできる」という自信を大きくすることができます。

自己責任社会に立ち向かっていくには
この自信がやる気の源泉となり
勇気を与えてくれるのです。

僕はサッカーを教えている中で
その子の強みを見つけ伝えるようにしています。

そうすれば、この部分が強みだと認識し
自信が育っていくことが見て取れます。

この強みを持つことができれば
子どもは勉強面でも多少苦労しても
自信を喪失することなく努力を継続していくように
なるのです。

子どもの好きややり隊を徹底的にやらせて
やる気を大きくすると自発的に取り組むように
なっていきます。

どうしても日本人はできない面や悪い面をみて
そこを改善し平均的にしようとする傾向があります。

しかし、悪い面を直そうとつついていると
当然やる気がでないのでかえって悪くなって
しまうのです。

良い面、得意なこと、好きなことに集中させる事が
結果として悪い面の改善につながってくるのです。

つまり「急がば回れ」です。

うちの子には得意なことがないなどという
親御さんがいますがそれは違います。

この世に特性の無い子などいません。

それは親御さんが気づいていないだけで
誰もが輝かせるべき特性の芽をもっているのです。

実はこれにはからくりがあって脳の仕組みにより
見えないだけです。

一度、ダメな部分をみてしまうと
その情報を認識していまい、それが前例となり
悪い面ばかりが目につくようになるのです。

ということは、反対に良い面を探そうとすれば
見つけることができるのです。

「選択力を育てる」

親が子どもの身の回りのことを
やってあげ過ぎることは
子どもの選択する機会を奪っているとも
言えます。

子どもの頃から自己決定する機会が少ないと
指示待ちという受け身の姿勢のまま成長し
なんとなく周りに合わせる習慣が付いてしまいます。

選択を他者に委ねていると
自分の考える選択ができないので
後悔する場面が多くなるのです。

子どもに選択する経験を積ませることは
自分のことをより深く理解し
自分らしく生きるために欠かせない
トレーニングなのです。

日常生活の中で、子どもが自分で選ぶ、決める
という場面を増やしていくことで
自分の意思で選択、決定しているので
主体性をもって行動していくようになるのです。

普段、親がやってあげていることを
子どもに任せてみることは
取り組みやすいトレーニングになります。

最初は簡単な事からはじめてみて
少しずつ増やしていけば
自分でできることが増えていきます。

親が思うより
意外と簡単にできてしまうものです。

そして、任せてみることは
子どもに「あなたを信じている」という
メッセージを伝えることでもあるのです。

子どもは親に信頼されていると感じれば
安心して行動を起こしていきます。

否定やダメだしされていては
信頼されていないと感じ心を閉ざしてしまいます。

大切なのは
本人が思う以上に信頼すること。

つまり、そう思うことが見守る事につながっているのです。

「問いを増やす」

ついつい「あれはやったの」というような
確認をしてしまいがちですが
それでは受け答えだけなので
会話も弾みません。

もちろん確認をするために聞くことは
必要ですが、問いかけることで
洞察力を育てることができます。

では、洞察力を育てる問いは
どんなものが良いのかというと
正解があってないような質問です。

例えば
「どうして勉強するのか考えたことある?」
というような色々な捉え方ができる
質問をすると、物事を多面的に
深く考えるトレーニングになります。

その際に気をつけたいのが
子どもの考えが自分の考えと違っても
頭ごなしに否定したり、自分の考えを
押しつけないことです。

答えが重要ではなく、考えさせる事が
目的だということを忘れないでください。

「平均にできる子」

多くの親は平均的にできる子に育てがちです。

なぜなら、それが子どもの将来にとって
安定をもたらすように思えるからです。

しかし、何か突出した部分がある子
得意なことがある子、好きなことをしている子は
それが強みとなり心のよりどころになるので
困難や挫折が現れても乗り越える事ができるのです。

子どもの強みを育てるには
最初に親であるあなたが、子どもの良い面や
強みと思う部分を、言葉にして伝えてあげる事です。

悪い面を見るのではなく、良い面を探す
ぜひ実践してみてください。

ーーーCREATIVOーーー
楽しくないサッカーはサッカーじゃない!
楽しいから勝ちたい!
楽しいから上手になりたい!

随時体験を受け付けています。
詳しくは↓
ジュニアチーム(3~6年生)
ゲームメンバー
キッズスクール(未就学児~3年生)

タイトルとURLをコピーしました