誰かに何とかしてもらおうというマインドは危険

自分の考え、意思で生きている人は
そもそも、誰かに何とかしてもらおうという
マインドがありません。

だからと言って、そういう人は
誰かに相談したり
誰かの考えを参考にしないわけでありません。

参考にしながらも
自分の頭で考え、自分で決めています。

なので
受け身でなく自分の意思に基づいて行動するので
自分で責任を持つし
不満や過剰なストレスを抱えにくいのです。

反対に
誰かに何とかしてもらおうというマインドだと
うまくできなかった場合に
他者や環境といった周囲の責任にしがちです。

つまり、他者の意思に沿って生きていると
言えるのです。

現在の社会は大きなうねりの中で
これといった正解もない時代です。

あるものは大きく変わり
あるものは徐々に変化していく
だから、未来を予想することは難しい
そう思います。

だからこそ
誰かの考えや意見、価値観で生きるということは
自分を持っていないことと同じです。

つまり、受け身なので
自分の力で道を切り開きく事が
難しいのです。

だからこそ、主体性が大事だと
言われるのですが・・・

「一人歩きする主体性」

教育現場でもスポーツの世界でも
主体性という言葉をよく見かけます。

けれども、主体的になってほしいという割には
きちんとする
ちゃんとしなければいけない
といった秩序化が進み窮屈になって
自由にできないのが現状ではないでしょうか。

つまり
大人の用意した決まりに沿ったものが正解で
そこから外れるとダメだしされる。

それでいて、
自分で考えて行動してほしいと
言う大人が多い。

これで、どうのようにして
主体性を育てようというのでしょうか?

今、子ども達に必要なのは「逸脱」です。

学校生活で逸脱すると
すぐに問題にされるでの進めませんが
スポーツにおいては逸脱は必要な要素です。

例えば、現在のサッカー指導おいては
日本サッカー協会のトレーニングメニューを基に
行われているのが多く
似たような選手が増えていると
感じています。

もちろん
協会の考えたトレーニングメニューが素晴らしいですが
それにコーチがとらわれすぎてしまうと
きっちりやらせようとしてしまいます。

そのために
そこから外れることは違うとなりやすいのです。

例えば、
基本的な事でボールを止めるがありますが
方法はたくさんあります。

一般的なインサイドで止める事もあれば
足の裏で止めることも止めることに違いはありません。

しかし、コーチがインサイドで止める事が
正解と考えていれば
そのほかの止め方は認めにくいのです。

そうすると何が起きるのかというと
型にはまっていき
選手の感じたこと、考えていることを
表現しにくくなり個性が発揮しにくいのです。

大事なことは
次のプレーにスムーズに移行できるように
止めれば良いだけで
その方法は選手にとってやりやすい方法で
いいのです。

だから、私たちは選手に
自分で考え
自分で決めて
実行する権限を与えているのです。
小美玉市サッカーチーム逸脱したプレーを生み出すには
主体的になる必要があり
つまり、自分の意志、判断に基づいて行動できる
環境を与えることが大切なのです。

守らなければいけない決め事ははあるにしても
その範囲からはみ出す事は悪いことではありません。

外れてみることで分かることは多々ありますし
やってみたからこそ次はどうすればいいのか
自分の頭で考える事ができるのです。

「自発的な行動を促す」

スポーツは、どうしても技術を教わるもの
という前提で行われてきました。

知識と技術はコーチが持っているものであり
選手はそれを教えてもらうものとされてきました。

しかし一方的に教え込むだけでは
選手がその技術や知識を活かせないことが
分かってきています。

選手が技術や知識を活かすためには
任せること。

必要以上に管理せずに
選手の自発的な行動を促すことに価値をおく
そんなコーチが今、求められています。

そんな考えを持つコーチに出会うことで
子どもは主体的になり
やがて社会に出たときに
現れる問題、困難を自らの力でを解決できる
そんな大人に成長していくのです。

子どもの心と頭(脳)を育てることが
最も大事なことなのです。

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