良い時には、何の問題も不安もないから
誰でも前向きな姿勢になれる。
反対に、うまくいっていない悪い時にどう対応するのか
ここが非常に重要です。
悪い現状だと、多くは落ち込んだり
後ろ向きになりがちです。
多くはその状態から生れるのは
現状から逃げるための言い訳。
そして、ネガティブな感情に支配されてしまい
立て直すことができない。
何事においても、いい時も悪い時もあるのだから
悪い時にこそどう考え
そこからどう前向きに持っていくのかが
とても重要です。
今までのような精神論ではなく
物事の捉え方を変え、考え方を変える。
そういう考え方を身につけることで
困難を乗り越えることができるのです。
サッカーのゲームでは
いい流れと悪い流れがあり
悪い時にどうするのかを経験し
立ち直る力を身につけ
社会で発揮してほしいと考えています。
勝ち負けも重要ですが、
その結果だけを評価するのではなく
どう自分の感情をコントロールし
最大限の努力ができたのか
そこに本当の成長が見て取れるのです。
人の成長のために必要になるのが
コーチングです。
ただ、技術論だけをかざしても
高い人間性を備えた選手にはならないのです。
ジュニアユース監督・市ノ澤