人はビジョンを思い描き、それを実現させようとする時やる気が出てきます。
もしかしたら、やる気がある、やる気がないというのは個人の資質によるものだと思っているかもしれません。
しかし、そんなことはなくビジョンを創ることさえできれば、誰にでもやる気を出すことはできるのです。
理論上はそうでも、子どもによってどうしてやる気が持続しないのか、そんな疑問が消えなかったのです。
何とかしたいなと思いがきっかけでプロコーチからコーチングを学び、その中で質問について深く学びました。
この質問の技術を子どもたちに使ってみたところ、やる気が持続するようになっていきました。
子どもたちは強制されることなく、自らの意志で取り組むようになりました。
この子たちに共通するのは、外部からの刺激によってやる気をだすのではなく
自分自身の動機を認識することで自らやる気を出して行動しているという点です。
時には、外からの刺激も必要ですが、自分のもつ動機がスタートになっているので
主体的に行動していきます。
どうしても、やる気の見られない子を前にすると、追い立てるように言葉をかけてしまいがちです。
しかし、それでは自分自身の意思ではなく、他者の意思によって強制されやる気を出しているので長続きしません。
これを繰り返していくと、外部からの刺激がないとやる気が出ない状態、つまり受け身です。
ある人材開発団体が新入社員について調査したところ、新入社員の6割が受身的であると回答しています。
やはり自発的に行動できる人材が求められている社会からすれば、子どもの時に指示、命令されイヤイヤ行動してきたのか、
それとも興味、関心事に夢中になって行動してきたのか、この違いが大きく影響するでしょう。
今のベストアンサーを求めるのではなく、10年後20年後のベストアンサーを見越しながら
子育てしていくことが大切だと僕は考えています。
その中で欠かせないのが、なぜそうしたいのかを考えてしまう質問です。
質問により考え発見し、それが動機となるので自らの意思でやる気を出すことができるのです。
この経験を積み重ねていくことが、後に大きなビジョンを描く時に必要な力になるのです。
そこで、僕が子どもたちのやる気を引き出すのに、
どのようなことをしているのか、どのような質問をしているのかを本にまとめました。
ぜひ読んでみてください!
なぜ「この質問」が子どものやる気を引き出すのか?
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