失われる機会

自粛、さすがに聞き飽きた言葉だけど
こればかりはしょうがない。

今回は子どもの感染が多く見られて
心配になる親御さんは多かったでしょう。

でも、こう何度も繰り返していると
飽きてきます。

スポーツも自粛を繰り返していて
仕方がないことではありますが
もうちょっとどうにかできないかなと思っています。

守るべきところは守りながら
行うことができるようにしていかないと
体を動かす機会を失うばかりです。

先日まで行われていたリモート学習。

その間もトレーニングは行っていて
参加した子どもたちの抱えているストレスを
強く感じました。

サッカーを楽しみながらも
とにかく良くしゃべる。

大人でもそうですが
直接会ってコミュニケーションをとることは
本当に大切なことです。

どんなにオンライン化が進んでも
実際に対面することは必要なことですね。

今の社会はこれまであった正解が崩れてきているからか
白黒はっきりさせたがる感じを受けます。

もちろん、言い切ることは大切ですが
それぞれの答えがあってもいいと思っています。

例えば、このコロナで自粛という考えと
どうすればできるのかという考えがあっていいと
思います。

極論に走るのではなく
そのときに最適な解を導き出していく。

難しいことではあるけれど
これから必要になっていく解決の方法では
ないでしょうか。

仮にそうだとしたら、今の子どもたちは
そんな社会に飛び込まなければいけません。

そのときに必要になるものが
考える力です。

考えることができなければ
最適な解は見つかりません。

ではどうのようにして考える力を高めればいいのかというと
様々な経験をすることです。

いいことも悪いことも
成功も失敗もたくさん経験することです。

このような経験がベースとなるから
考えることができるのです。

そもそも経験が少なければ
考えるための材料が少ないことになり
判断を間違う可能性が高くなるということです。

もちろん大人になってからでも多様な経験は積めますが
どうせなら早い内から積んでいけば有利になることは
間違いありません。

問題は、その多様な経験をどこでするのか
僕はスポーツが一番いいと思っています。

学業に比べスポーツでの失敗は
人生にマイナスの影響を与えることは少ないからです。

だから思い切ってチャレンジができるし
その行動力が他のことに良い影響を与えていくのです。

本来スポーツをすることで悪くなることはないはずです。

だからこそ、スポーツをする機会を与えていきたいと
思っています。

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