いつも隠れていた子が
陽気に笑いながらしゃべるようになった
その子は3年生の時にクラブに入ってきました。
当時はとてもおとなしくて
目立たないように、誰かの後ろに隠れて
いるような、おとなしい子でした。
プレーをするたびに、チラチラと
コーチの方を見たりと、周りをとても気にしていました。
でも、そんな子も今では全く変わって
状態を起こし、真っ直ぐな目線で奥を見ながら
以前とは打って変わって強気な姿勢で
プレーをするようになりました。
はっきりとしゃべらなかった時とは違い
陽気に笑いながらしゃべるようにまでなったのです。
やっぱり人は変わることができますね。
ただ、スポーツをすればこんな風に変わるという
ことを言いたいのではないのです。
そうではなく、環境さえ整えば
人は変われると思っています。
ここでいう環境とは
行動しても、罰を受けるという不安やリスクを
排除した環境のことを指しています。
何か行動して、うまくいかなった場合に
否定やダメ出しをされれば
もういいやとなるのは、誰でもそうでしょう。
反対に、否定やダメ出しをされないことを
理解していれば、臆することなく行動できます。
だからこそ、行動した結果に対して
大人がジャッジしないようにすれば
次ぎに向かって進むことができるのです。
こういう環境を家庭でも、学校でも、スポーツでも作り
そこに身を置くことができれば
結果を恐れず挑戦する姿勢になります。
最初に話した子も
おどおどしながらサッカーをしていましたが
その子の選択、行動に対して
「大丈夫」「次に行こう」と
声をかけ続けた結果
自信をもってプレーできるように
なったのです。
どんな結果でも受け入れてくれる環境さえあれば
子供はどんどんチャレンジします。
それを繰り返す中で
どうすればできるのかと考えるようになり
自らの工夫で取り組む過程で必ずうまくいくことがあり
それが積み重なって自信がついていきます。
自信は最初からあるのではなく
行動することでついていくのです。
つまり、行動することは
自信をもつ根拠となるのです。
子供が安心して行動できる環境を
ぜひ作ってあげてくださいね!
それではまた!