午後からクレアティーボのスクール生が参加する交流戦がありました。新年度のこの時期に試合ができるのは大変ありがたいことです。
今日テーマにしていたのは「ボールを大切にする」というクレアティーボが掲げるコンセプトの再確認でした。相手は龍ヶ崎のパルチーダ、石岡東さんです。ともにU-12の全日本少年サッカー大会の予選前ですので、メンタル、フィジカルのコンディションはよさそうでした。ともにプレッシャーが早く、少しでもコントロールの位置が悪かったりするとたちまちボールを奪われてしまう、そういう相手です。でもよく考えるといつもはもっと密集したエリアの中でトレーニングを繰り返しているわけですから、やろうと思えばやれるはずだったのですが・・・、相手をあまりにも大きい存在だと思ってしまいまったくできませんでした。
後半修正するために「サッカーで勝負しろ!」という指示を与えました。スピードやパワーといったサッカーの本来の部分ではないところで勝負しようとしていたのでこの部分の修正です。少しずつ相手ゴールまで近付くシーンも増えはじめ、サッカーらしくなってきました。
でも最初のテーマからは大きくブレを生じていたことは否めません。試合中、度々自分たちのゴールキックがピンチあるいは得点シーンにつながることがありました。それでダメだから今度は長いボールを蹴り出してみます。結局、そのボールを拾われてまたピンチ(失点)、その繰り返しです。次第にボールを受けてミスをするのが恐くなり、相手に隠れる選手が続出、完全なゴールキック地獄に陥りました。失点につながったのはほとんどこういうシーン、すなわちボールを蹴り出す(捨てる)ということが起因していました。
結局のところ「蹴り出す」だけでは何も解決しないのです。もちろんそれがいかに難しいことは重々承知していますが、だからといって楽な道(ボールを安易に蹴り出す)を選んでいては彼らにサッカー選手としての成長は望めません。この部分を確認できたのは今日の収穫だったのではないでしょうか?
試合中、彼らは彼らなりになにかの解決の糸口を見つけようとしました。この失敗体験も決して無駄ではなかったのだと思っています。
F.C.クレアティーボ強化クラスでは交流戦(練習試合)などに積極的に参加したいと考えています。交流戦をご希望になるチームの方は、題名を「交流戦の申込」として下記フォームのメッセージ本文の欄に
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