市ノ澤です。
スポーツをすると挨拶ができるようになる
というのは間違いではないです。
確かにどこのチームでも挨拶はしていますが
本当の意味で挨拶の大切さを教えているかは
疑問です。
そもそも挨拶は相手との関係をより良くするためで
形ではないはずです。
例えば試合で朝の全体挨拶にはじまり
試合前挨拶、試合後挨拶、最後に全体挨拶
1日に何回も挨拶しますが本当に気持ちが
伝わってくる挨拶は最後くらいであとは
形式的な挨拶だなと感じます。
挨拶の大事な意味を伝えず形にこだわっている
のが現状です。
私達は子供達と最初と最後に必ず握手しながら
挨拶します。
これはずっと変わらない挨拶で伝統といっても
いいくらい。
そういうなかで面白い子がいるのですが
この子は必ず最初の挨拶で一言そえるのです。
先日も
「こんにちは、だいぶ寒くなりましたね」
こんな挨拶をするのです。
言わされている感じではないのですが
先程言った相手との関係をより良くする
ためにしているとしたらこの子は
挨拶の意味を理解していることなりますよね。
親御さんが教えたのか、先生が教えたのか
自分で気づいたのか、偶然か分からないけど
主体的に挨拶をしているのです。
この子が社会にでてもこのような挨拶を
続けていたら良好な関係を築き成功できる
のかなと勝手に想像しています。
やらされる挨拶ではなく意味を理解して
行う挨拶ができる子を増やしたいなと
思います。